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NO.1939
こんにちは。SISIi HAIRの浅野です。
今回は「
パーマをかけたけど思っていた感じと違った、
このゲストもまさにそんなお悩みを抱えてご来店くださいました。
◆ ビフォー：想定外に広がる毛先とスタイリングの負担
まず、施術前の状態がこちら。
- 髪全体にパーマが残っており、毛先がまとまらない
- 湿気があると特に広がりやすく、朝のスタイリングが大変
- 髪質的にうねりもあるため、乾かすだけでは収まりづらい
パーマのカールは本来、
◆ 選択肢は2つだった
ここで考えられる選択肢は、主に以下の2つです。
- カールを活かしてスタイリングのコツを共有しながら様子をみる
- 一度パーマを落として、扱いやすく戻す
ゲストとのカウンセリングを通じて、「
という希望が明確になりました。
そのため、今回は【縮毛矯正】を使ってパーマと癖を落とし、
◆ メリットとデメリットをしっかり共有
縮毛矯正はとても効果的な技術ですが、
ですので、今回は施術前にしっかりと「メリットとデメリット」
メリット
- 扱いやすく、乾かすだけでまとまる
- 髪表面のツヤ感が出る
- 朝のスタイリングが短縮される
デメリット
- 髪に一定の負担がかかる（特に中間〜毛先）
- 施術後、巻き髪などのスタイルチェンジがやや制限される
- 定期的なメンテナンスが必要
その上で、今回のように「不本意なパーマを一度リセットしたい」
◆ 縮毛矯正で“柔らかく”戻す
いざ施術に入るときに大切にしたのは、「
今回の仕上がりのポイントは以下です：
- 根元〜中間は癖をしっかり伸ばす
- 中間〜毛先はダメージを考慮して薬剤を弱めに設定
- カットは厚みを残しつつ、丸みのあるシルエットへ
結果的に、乾かしただけで綺麗にまとまるナチュラルなボブへ。
ゲストの表情が明るくなった瞬間、「この選択でよかった」
◆ ゲストの反応：「もっと早く相談すればよかった」
施術後、鏡を見てゲストが開口一番に言ったのは、
「えっ、めちゃくちゃ扱いやすそうですね……
嬉しい一言でした。
◆ 今の時期に気をつけたいヘアケアとスタイリング
6月といえば、梅雨入りシーズン。
どんな髪質の方でも「湿気に左右されないスタイル作り」
◎ おすすめヘアケアポイント
- ドライヤー前は必ず保湿系のアウトバストリートメントを
- 乾かす時は根元から風を当てて、毛先はやさしく包むように
- 濡れたまま寝るのは厳禁（広がり・ダメージの原因になります）
◎ 梅雨時のスタイリングアドバイス
- 乾かすだけでも形になるように、ブローで引っ張りすぎない
- 表面のツヤ出しには軽くアイロンを滑らせる程度でOK
- 仕上げに湿気対策スプレーを使うと、崩れ防止に◎
◆ 最後に：髪の選択肢を広げる縮毛矯正という考え方
縮毛矯正＝ストレートにする、という単純な図式ではなく、
「今の自分の髪を扱いやすくするための選択肢の一つ」
として見てもらえると、もっと柔軟にスタイルが楽しめます。
そしてその判断を共に考えられる美容師でありたいと、
ご自身の髪、扱いにくさを感じていませんか？
「パーマが上手くいかなかった」「
あなたの毎日がちょっとラクになる、
